自分は若くて綺麗だから、価値がある。
自分は大企業で働いているから、価値がある。
自分は仕事がデキるから、価値がある。
このように、「〇〇だから、私には価値がある。」と思っているかた、いませんか?
このような自信は、根拠に支えられている条件付きの自信です。〇〇を取ってしまったら、果たしてその自信は持ち続けることはできますか?根拠に支えられている条件付きの自信は、〇〇という根拠がなくなってしまうと、いとも簡単に崩れ去ることでしょう。
皆平等に歳を重ねていきます。若さや美貌は永遠でない事実を忘れてはなりません。
ニューノーマルな時代において、経済や社会が以前と同じ状況に戻ることが難しいと考えられている中で、企業や個人にも変化を求められています。
そのような社会の中で、何も条件がなくても自分には価値がある、と思える感覚は、これから生きていく上で必要不可欠なものとなります。
では、根拠に支えられている条件付きの自信がなくても、自分には価値があると思える感覚とは、一体何なのでしょうか?
それは、最近よく耳にする「自己肯定感」という言葉。
自己肯定感は、「ありのままの自分を肯定的に受け入れる感覚」です。
要は、「自分を無条件に愛する力」の感覚。
「ありのまま」なので、欠点や失敗なども含めて肯定します。
自己肯定感が高ければ、失敗したり不遇に陥ったりしても、「こんな自分もOK」と肯定し、前向きに歩み続けることができます。
Contents
自己肯定感の定義
自己肯定感とは、自分自身を価値のある存在として肯定できる感情のこと。
自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語で、自己否定の感情と対をなす感情とされています。
他人からの評価ではなく、自分が自分自身をどう捉えているかによって決まる感覚です。
自己肯定感が低い人の特徴
物事をネガティブに捉えがち
何事においても、物事をネガティブに捉えがちな傾向がある人は、自己肯定感が低い傾向にあります。何かをはじめようとプランを立てても、すぐに「できない」と思ってしまったり、自分を信頼して行動する力が欠けていると、自分の価値観に従うこともできません。
何事に対しても消極的になり、挑戦していたことを途中で諦めてしまう傾向が強くなると、さらに、「そんな自分はダメだ」と自分を認めて上げることができなくなります。
完璧主義者
常に完璧であることを求めがちな完璧主義者は、実は自己肯定感の低い人なのです。なぜなら完璧ではないと自分には価値がないと思っているからです。失敗する自分が許せなく、自分に満足することはほとんどありません。「もっとこうすればよかった。」「なんで上手くできなかったんだろう。」と、いつも自分のミスをわざわざ探してしまいます。他人には気づかないような、些細なミスでも気になって満足できないのです。
承認欲求が強く、他人の目が気になる
自己肯定感が低い人は、自分に自信がないために、評価軸が常に他人に委ねられてしまっています。そのため、自分の価値観や信念に基づいて行動したり発言するのではなく、他人の目を気にした言動や発言になってしまいます。そして結果的に、「自分がない人」とレッテルを貼られ、勘違いされやすくなってしまいます。
また、異様に承認欲求が強い人も、実は自己肯定感が低い人の特徴です。自分に自信がないので、評価軸が他人になってしまい、「他人から認めてもらいたい」「他人に注目されたい」という気持ちに際限がなくなります。
過去のトラウマをひきづっている
失敗した経験、恥ずかしいと感じた経験、苦しい思いをした経験は、誰しもトラウマを抱えてしまい強く印象に残ります。過去に負った傷は、なかなか癒えないものです。しかし、その印象が強烈すぎて、先に進めない足かせになっているのもまた事実。過去のトラウマをひきづっていると、自己肯定感が低いままになっています。
自己肯定感を高めるには
短所を長所に捉え直す
自己肯定感を高めるには、物事の見方を変えることがまず大切です。自分の短所だと思っていることを、別の角度から見てみると長所ともなります。
・やることが遅い→丁寧で落ち着いている
・雑談が苦手→寡黙で控えめ
・口下手→言葉を慎重に選ぶ
・向こうみずな性格→行動力が抜群にある
・いつも不安を感じてしまう→将来をしっかり考えている
といった具合に、欠点を前向きに捉えることで、自己肯定感を高めます。
短所と長所は表裏一体なのです。
ただし、ここで注意して欲しいのが、楽観的に捉えすぎるのではなく、その短所もまた自分の持っている素質と認めることです。その短所があったからこそ、見てきた景色、抱いてきた感情、かけがえのない経験があるものなのです。ただただ闇雲に長所に変換するのではなく、自分の短所もそのまま受け入れてあげると、なおいいでしょう。
小さな成功体験を積み重ねる
自己肯定感が低いままだと「今すぐ自己肯定感を高めたい!」とつい焦ってしまうかもしれません。しかし、それではプールを習ったばかりの子供が、オリンピックの水泳選手を目指すようなものです。少しづつでもいいので、着実に自己肯定感を高めることが必要。
これはアメリカの心理学者バラス・スキナーが提唱した、心理学の世界で「スモールステップの原理」と呼ばれる考え方です。
小さな目標でも1つずつ達成していくことで「できた」というプラスの感情(報酬)を受け取ることができ、モチベーションがアップしていくのです。
ポイントは「少しずつ」変えていくということです。
- 隙間時間にストレッチする
- 掃除を定期的にする
- 筋トレを1回ずつ増やす
これは一例です。どんなに小さいことでも構いません。成功体験と言っても難しい課題をである必要はないのです。「やればできる」という実感を毎日少しずつ積み上げていき、自己肯定感を高めることが大切になります。
自己表現力を身につける
自分の考えや価値観を表現することは、いわば情報をアウトプットしている状態です。アウトプットが出来ている人の特徴の一つとして「他人を意識しすぎていない」ということが挙げられます。
自己表現をするようになると、他人を意識しすぎることなく、自分の確固たる考えを持ち発信するようになり、そうなると益々自分に自信が持てるようになります。その自信が、自己肯定感を高めることにも繋がります。
ブログ:自己表現力が高いと自信がつく?自己表現をするメリット
自分に似合うファッションをする
自己肯定感を高めたいのならば、自分に似合うファッションをすることが有効的です。なぜなら、似合うファッションを身につけることで、多くのメリットがあるからです。
例えば、
- 魅力が輝く
- おしゃれに見える
- スタイルがよく見える
- 自分をわかっているように見える
- 気分が良くなる
そして、自ずと自信が持てるようになると表情が明るくなり、心にも余裕が持てるようになり、人と接する時にもポジティブな印象を与えて、好感度が上がります。
似合うファッションを身につけることは、自分に自信がつき、自己肯定感も高めてくれるのです。
短所を隠すのではなく、自分の持って生まれた身体の特徴が、大きな魅力となるのです。それを引き出すのが、イメージコンサルタントのプロ。今まで自己肯定感が低く、思うように行かなかった方がイメージコンサルティングを受けると、客観的な自分の魅力に気づくことができ、自然と笑顔が増え自己肯定感を高めることができます。
イメージコンサルタントサロンMAKE STYLE では、お客様の似合うファッションを、系統立てて導き出します。そして、ただの診断だけにとどまらず、自分らしいファッションを知りたい人、診断迷子になってしまった人、自分らしさが見えてこない人、自分を変えたいと思っている人に向けて、パーソナルな部分にフォーカスしてセッションをしているサロンです。
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