太っているから自信がない。
可愛くないから自信がない。
自信がない原因を、外見に起因していると思っている方は多いのではないでしょうか。
自分に自信が持てないのは、果たして外見だけのせいなのでしょうか?
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外見に自信が持てない日本人
ユニリーバのビューティーケアブランド「ダヴ」が発表した「少女たちの美と自己肯定感に関する世界調査(2017年)」によると、なんと日本の10代女性の93%が、容姿に「自信がない」と答えています。
調査は、世界14カ国の10〜17歳の女性5165人を対象に実施。
ほとんどの若い女性が、外見に自信を持てない、という結果になってます。
外見の美醜で人を評価する風潮が根付いている社会において、「女性なら美しくあるべきだ」、という社会規範のようなプレッシャーを感じてしまう方も多いのが現状です。
外見至上主義的な社会規範の風潮の中、若い女性がメディアやSNSなどで取り上げられるモデルや有名人と比較して、自分は外見に自信が持てない、と感じてしまうのは無理もありません。
そもそも「人は見た目が9割」は本当?
巷でよく耳にする「人は見た目が9割」。
それは果たして本当でしょうか?
たとえば「好き」といいながらも怒ったような表情で声のトーンも低かったら、相手は「本当は嫌いなのではないか」と受け取りますよね?
このように、言葉に対して感情や態度が矛盾していた際、人はそれをどう受け止めるのか。
それを実験した結果の上のグラフは、言語情報が7% 、聴覚情報が38% 、視覚情報が55% の割合で、相手の印象に影響を与えることを示しています。
これは、1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアン氏によって導き出された「7-38-55のルール」、「メラビアンの法則」とも呼ばれるものです。
聴覚情報と視覚情報の合計9割からの影響を受けていることから、「人は見た目が9割」と言われるようになったのです。
「人は見た目は9割」。
これは、正確には外見(顔の造形・身体的特徴)だけでなく、仕草、振る舞い、目の動き、手足の動き、言葉のトーンなど
トータルで目に入る視覚情報で、9割決まる、というのが本来の意味になります。
外見をいくら整えても、それ以外の要素が挙動不審だったりオドオドとして頼りなさそうに見えてしまっては、イメージの統一性がなく自信がなさそうに見えてしまうこともよくあります。
自信がない人が自信をつけたい場合、外見だけを整えればいいのではないのです。
外見以外で、自信が持てなくなる理由
そもそも、なぜ人は自信が持てなくなるのでしょうか?
ここでは、外見以外に自信が持てなくなる理由を考えていきます。
周囲の環境
親や先生、上司から、「お前はだめだ」「どうしてこれが出来ないんだ」など、常にネガティブで厳しい言葉を浴びせ続けられている環境に身を置いていると、どんどん自分に自信が持てなくなってしまいます。
また、自分の強みを活かせないフィールドでいることも、自信がなくなってしまう原因の一つです。苦手分野が多い分野や強みを活かせない場所だと、周りと比較して自分のできない部分にばかりに焦点を当ててしまい、どんどん卑屈になっていってしまいます。
周囲の環境によって、「自分なんてどうせ・・・」と後ろ向きな考えになることは、自信を無くしてしまう原因になってしまいます。
完璧主義
自分に厳しすぎるあまり、なかなか自己評価を上げられないのも、自信が持てなくなる理由です。
完璧主義の人は目標や理想像が高すぎて、そこに到達していない現状の自分を照らし合わせてみては「まだまだ」「これでは足りない」と認めてあげることができないのです。
周囲から見れば十分出来ているにもかかわらず、完璧主義が災いして自信をなかなかつけることができないでいるのです。
成功体験が少ない
成功体験が少ない人は、自分に自信を持てない人が多いです。
「自分なんてまだまだ・・・」と自分に厳しくジャッジしてしまい、せっかくのチャンスを逃してしまったりしてしませんか?
何をするにもネガティブに捉えてしまい、「どうせやっても出来ないだろう・・・」と諦めていませんか?
責任を感じるのが嫌で面倒なことから逃げて、「大変そうだからやめよう・・・」と放り出して他人に押し付けていませんか?
成功体験が少ないと、自己評価が低いままで自分に自信を持つことができません。
今のあなたに本当に必要な自信の付け方5選
自信が持てないと、人と比べてしまっては落ち込んだり、自分の軸がわからなくなり、人に流されてしまって、本当の自分を見失ってしまいますよね。
今自信がない人は、長い長いトンネルを潜っているようで、辛い時を過ごしていることと思います。
しかし、もうそんな苦しさからは卒業しましょう。
これから今のあなたに本当に必要な、自信をつける5つの方法をお伝えします。
あるがままの自分を受け止める
理想の自分とかけ離れていても、出来てない自分でも、今のあるがままの自分をそのまま受け止めてあげましょう。今のあなたには、まずその作業が必要。事実ベースとして、現状を受け入れるのです。
そこに、ネガティブな感情は入れないでください。ただただ、現状を認識する作業をするだけです。
感情を挟んで考えるのではなく、事実ベースで物事を俯瞰して捉えます。
そうすることで、必要以上に自分を責める事がなくなり、自信を持ちやすくなる土台を作ることが出来ます。
ブログ:あるがままの自分でいい!自己肯定感を高める4つの方法
どんなに小さいことでも良いので成功体験を掴む
小さな目標でも1つずつ達成していくことで「できた」というプラスの感情(報酬)を受け取ることができると、モチベーションがアップして自信につながります。
ポイントは「少しずつ」変えていくということです。
- 隙間時間にストレッチする
- 掃除を定期的にする
- 筋トレを1回ずつ増やす
- 洋服を買う時は試着をする
これは一例です。どんなに小さいことでも構いません。成功体験と言っても難しい課題である必要はないのです。今のあなたには、「やればできる」という実感を毎日少しずつ積み上げていき、自信をつける事が大切になります。
自己管理をする
自己管理とは、自分の生活や行動を律して管理することです。
自己管理の種類は様々ありますが、ここでは3つ取り上げます。
①健康管理
毎日の睡眠時間の確保、バランスの良い食事、適度な運動などを取り入れ、自分の体を自分でコントロールしましょう。 ②生活管理 無駄なものは買わず、本当に必要なものを厳選しましょう。物の多さが豊かさではありません。ゆとりある空間に、愛着のあるお気に入りのものに囲まれた環境を目指しましょう。 ③感情管理 怒りや嫉妬など負の感情に流されず、嬉しさや幸せや安心など幸せな感情に触れ合うと、セロトニン・オキシトシン・ドーパミンの3つのホルモンに満たされ、人生の満足度が増します。理不尽な場面に出くわした時にも、なるべく理性的に建設的に感情を整理することが必要です。 |
自己管理ができるようになると、成功体験が増え、対人関係が良くなり、余裕ができます。それらのメリットは自分の自信にもつながるのです。
自分軸を持つ
世間ではこれが正しいから、周りが評価してくれるから。これをすればすごいと思われるから。これならあの人より勝てるから。
これらの考え方は、全て他人がどう思うかに重きを置いた価値観で、他人軸とも言われています。
一方で、自分自身はこれが正しいと思うから。自分自身はこうありたいから。これをすることで自分らしさが表現できるから。
これらの考え方は、自分がどうありたいか?ということが基準となっている価値観で、自分軸と言われるものです。
他人軸で得た自信は、周りの評価が基準になるのでぶれやすく、自信を無くしてしまうことがままあります。
しかし、自分軸で得た自信は、ちょっとやそっとでは揺るぐことのない、確固たる自信になるのです。
自信がないと感じているなら、自分軸を持つことがいかに大事なのかがお分かりになります。
出来たことにフォーカスする
今まで説明した1〜4を継続的に続けたら、定期的に現状の見直しをしてみましょう。
ここで気をつけて欲しいのが、「出来たこと」にフォーカスをします。
どうしても出来なかった部分に意識が奪われがちですが、1年前の自分と比べてみてください。
今のあなたは、驚く程変わってるはず。
そのプラスの変化をちゃんと認めてあげてください。
プラスの変化に意識が向けば、自ずと自分に自信がついていきます。
外部リンク:計画通りにいかない時は「できたこと」にフォーカスしよう
キレイな人と外見を比べてしまっては自信を無くしてしまったり、どうせ私なんて、と自分を卑下しがちに。
もちろん、外見を整えて自信をつけることも大切なのですが、何より大切なのは内面から湧き出る芯の強さ。
今のあなたに本当に必要な自信の付け方5選を取り入れて、自分らしく生き生きと毎日を過ごしてくださいね。
イメージコンサルタントサロンMAKE STYLE は、多くの人々が、自分に自信持って、自分らしくより輝きのある生き方を送れるようお手伝いさせてただきます。
自分のファッションに自信が持てない方、自分はどんなタイプなのかわからない方、ファッションのアドバイスを知りたい方に向けて、トータルでプロデュースするイメージコンサルタントサロンです。
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