自分らしさとは。
多くの人は、自分らしさについて一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
自分らしさをののびのびと表現できる「自分らしい服」に出会えることができたなら、外見だけでなく生き方にも堂々と自信を持つことができます。
この「自分らしい服」。
しかし実際のところ、いまいち抽象的すぎて、よくわからないですよね。
今回は、「自分らしい服の見つけ方」についてお伝えします。
Contents
そもそも、「らしさ」とは?
そもそも、「らしさ」とは、一体なんなのでしょうか?
らしさの意味を調べると、
1 《接尾語「らしい」の語幹に、接尾語「さ」の付いた語》名詞や形容動詞の語幹に付いて、そのものの特徴がよく出ていることを表す。「自分らしさ」「子供らしさ」「確からしさ」
2 《単独で用いて》その人や物事の特徴。「らしさを発揮する」
と出てきます。
身近な例で挙げると、
✔️猫は、ミャーと鳴き気まぐれに行動するのが猫らしい
✔️新幹線は、電車よりも早く移動できるのが新幹線らしい
✔️キッチンは、調理をできる場所であるのがキッチンらしい
✔️人間は、持っている特徴が十分に発揮されているのがその人らしい。
「らしさ」とは、簡潔に言うと特徴です。
「らしい服」とは、その人を特徴づける服、と言うことができます。
自分らしい服の特徴は3つのエレメントから成る
自分らしさを作り出す特徴は、3つのエレメントからでき上がります。
![]() ①好きな服 ②似合う服 |
この3つのエレメント全てを満たしている状態が、「自分らしい服」を着ている状態です。
好きな服が満たされていないと、ファッションに面白さを感じることがありません。
似合う服が満たされていないと、自分のファッションセンスに疑問を感じます。
価値観・ライフスタイルに合う服が満たされていないと、自分の軸がブレてしまいます。
好きな服とは?
理由はわからないけど、直感で「いい!」と感じる服。
誰になんと言われようと、好きな服ってありませんか?
自分の主観・直感で好感を持った服、それが好きな服です。
例えば、私の好きな服。
シンプル、どこか鮮やかな色使いの服が好きです。
個性的なデザイン性があるアイテムも好きです。
インパクトのある柄や、コントラストの効いた配色の服も好きです。
これらの服が、今の価値観やライフスタイルに合っているのか、似合っているのかは別。
これが好きな服です。
好きな服のエレメントが満たさせていないと、ファッションに面白みがなくなってしまいます。
似合う服とは?
自分の持って生まれた特徴(骨格・肌の色・目の色・顔のパーツの位置・顔の輪郭)によって似合う服のデザインや素材、色は変わってきます。
どんな服が似合うかの客観的に説明できる理論が3つ存在します。
①パーソナルカラー診断
②骨格診断
③顔タイプ診断®︎
私の似合う服
①パーソナルカラー:1stスプリング・2ndサマー・・・明るい色や鮮やかな色の服が得意。
②骨格:ウェーブ・・・柔らかい素材やデコラティブなデザインのトップス、Aラインシルエットやハイウェストが得意 ③顔タイプ:エレガント・・・華やかなデザイン、柄、色、直線曲線バランスよく含めた服が得意 |
似合う服は、魅力的に見えて人に好感を持たれる服です。
どれだけ好きな服でも、似合う服ではないと、チグハグな印象を与えてしまいます。
似合う服は、自分が好きな服かどうかは関係なく、人に好感を持たれてイメージがアップする服になります。
似合う服のエレメントが満たされていないと、おしゃれにつまづくことが多くなり、ファッションセンスに不安を覚えてしまいます。
価値観・ライフスタイルに合った服とは?
価値観・ライフスタイルに合った服とは、内面や外見を含めて、
今の自分はどんな人間なのか?を簡潔に表現できる服です。
自分はどんな考えを持っていて、何を大切にしているのか、どんな風に見られたいのか、どんな環境にいるのか、価値観やライフスタイルを反映させる手段としてもファッションは存在します。
ファッションはいわば名刺。
今の自分を外見で表現しているのです。
例えば、私の価値観・ライフスタイルに合った服
・家族と子供を大切にしたい・・・子育て中は動きやすさ重視。子供と遊んだり公園に行く時は、汚れてもいい服・動きやすい服。
・上品で優雅さを大切にしたい・・・いくつになっても女性であることを楽しみたい。女性らしいスカートや、ヒールの高い靴など。 ・個性をさりげなく表現したい・・・画一的なファッションではなく、個性を出したい。とはいえ個性的すぎるのは苦手。万人受けもしたい。さりげなくインパクトのあるデザインや色、柄、素材の服。 ・常に生き生きと暮らしていたい・・・明るい色を身につけると気分が高まることを体感しているので、鮮やかで明るい色の服。 ・好きなことに挑戦していきたい・・・大胆さや行動力がある。落ち着いた配色よりも、ぱっと目を惹くようなコントラスト配色の服。 |
これらを、TPOによって使い分けています。
自分の価値観やライフスタイルによって、選ぶ服・着心地のいい服って変わってきます。
上品で優雅さを大切にしていきたいのに、いつもパーカーにジャージだったら、違和感しかありませんよね。
個性をさりげなく表現したいのに、スーツを着ていてもおかしいですよね。
その人が持っている、
「どんなふうに生きたいのか」
「どんな人間になりたいのか」
という価値観によって着る服は全く違ってきます。
価値観やライフスタイルが明確になると、自分の大切にしたいこと、譲れないことも明確になります。
価値観・ライフスタイルに合った服が満たされていないと、表面的にはおしゃれに見えるものの、本当の自分が置き去りになってしまいます。
3つのエレメントの取り入れ方
こうやって系統立てて似合う服について考えてみても、莫大な数の洋服の中から
「これが自分らしい服!」と選ぶのって、並大抵のことではありません。
でも、全く焦る必要なんでありませんよ。
一番わかりやすいのが、
好きな服
↓ 似合う服 ↓ 価値観・ライフスタイルに合う服 |
の順で選んでいきます。
まずは、自分にできる範囲で、「これが好きかな」といった服を選んできてみましょう。
そうすると、その中で、「これなら似合いそうかな」「もっと明るい色の方がいいかな」「素材は硬い方がいいかな」「シルエットはもっと細身の方がいいかな」「丈はもっと長めがいいかな」「柄はもっと小さい方がいいかな」など、着てみて初めて気付くことがあります。
多くの試行錯誤を重ねた上で、自分に似合う服を選んでいきましょう。
多くの選択肢に直面した場合は、「より自分っぽいのはどれ?」と考えてみましょう。
慣れてくると、自然と自分の物差しや価値観で、より自分らしい服を選ぶことができるようになっていきます。
自分らしい服は、アップデートされていくもの
生身の人間と同じように、自分らしい服もまた、成長とともに変化していくものです。
興味の対象・目標・方向性・環境が変わったり、人生のターニングポイントが訪れる時ってありますよね。
ブログ:服を着て「あれっ?何か違う」と思った時は、人生の転換期!
10代の時の価値観や環境と、70代の時と価値観や環境は、ほとんどの人が違うはず。
自分のことをより深く知ったり、気付かない部分を新たに発見できたり、視野が広がることで、着たい服も変わってきます。
ずっと同じフェーズの自分らしい服に固執せず、軽やかに自分らしい服をアップデートしていってくださいね。
まとめ
自分らしい服は、3つのエレメントからなります。
・好きな服
・似合う服
・価値観・ライフスタイルに合った服
エレメントが満たされていないと、こんな風に感じます。
・好きな服が満たされていないと、ファッションに面白みがなくなってしまいます。
・似合う服が満たされていないと、おしゃれにつまづくことが多くなり、ファッションセンスに不安を覚えてしまいます。
・価値観・ライフスタイルに合った服が満たされていないと、表面的にはおしゃれに見えるものの、本当の自分が置き去りになってしまいます。
自分らしい服を探している方は、ぜひ参考にしてください。
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