イメージコンサルタントのYukikoです。私のお仕事は、より魅力的になりたい人たちに向けて、ファッション・ヘアスタイルなど外見的な観点からアドバイスをしています。
さて、今回は「外見力とビジネスの関係性」について、今までの経験を基に私なりの見解をお伝えできればなと思います。
Contents
外見力とビジネスの関係性
情報が目まぐるしく変化する社会でSNSが普及し、個人が発信することが一種の市民権を得た昨今において、否が応でも他人のアピアランスappearance(=外見)を目の当たりにする機会が増えてきました。
そこで気になって来るのが、外見至上主義になりつつある世の中について。
「人は内面が大切だ。いくら外見ばかり気にしてても、中身がよくなければ意味がない。」
こういった意見を持つ方も一定数いるかもしれません。
しかし、外見力は非常に強力で重要です。
確かに、行き過ぎた外見至上主義の風潮には疑問や不安を抱いていますが(整形のしすぎ、醜形恐怖症、自分の価値が外見しかないという偏った思想など)
綺麗事を抜きにして、圧倒的に第一印象・外見が重要になってきます。
人は、視覚的な生き物です。視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の5つの感覚から、視覚からの情報を多く取り入れています。
ほぼ9割、私たちは本能的に視覚から物事を判断しているのです。
ですので、外見力が高い人は、ビジネスの場面でも非常に有利になります。
年収の高い人ほど、外見にお金をかけている傾向があります。
実際に、知り合いの年収数億の経営者は、定期的に美容クリニックに通われていますし、見た目にお金をかけることを必要経費と認識していらっしゃる方も大勢います。
鶏が先か卵が先かの理論になりますが、今あなたがビジネスで満足してない、または更に上を目指していきたいのならば、服や美容などに投資して外見力を上げていくことは、望む未来に近づける手段として有効です。
外見力が高いと、ビジネスで成功する確率が高くなるのです。
なぜ外見がビジネスにおいて重要なのか?
綺麗事抜きにして、外見とビジネスは切っても切れない関係にあります。
ビジネスに限らず、恋愛や夫婦関係、人間関係においても外見力は大切なのはいうまでもありませんが。
ではなぜ外見がビジネスにおいても重要なのか、ここではいくつかご紹介していきます。
信頼関係を構築できる
ビジネスの世界では、人と人との信頼関係が非常に大切です。
外見が整っていると、相手は自ずと安心感や信頼感を持ちます。
この人なら、しっかり仕事をしてくれそうだ。
この人なら、安心して任せられる。
そういった一つ一つの信頼関係の積み重ねが、仕事を心地よく安心して進められる要素になります。
ブランディング力がアップ
自身のイメージが、自社の企業イメージに直結します。
ヨレヨレの服を着て、髪がボサボサの代表が務める会社に、ブランディング力は感じられませんよね。
逆に、綺麗に整えたヘアスタイルやファッションで人前に出れば、自ずと企業に対するイメージも向上し、結果的にブランディング力がアップしていきます。
自己表現ができる
外見は、あなたの考え、品性、価値感、好みを表現します。
ビジネスにおいて適切な服装・ヘアスタイル・自分が納得する外見、満足度の高い外見でいることで、「自分とはこういう人間である」と自己表現ができるのです。
ビジネスにおいて気をつけるべき外見の基本的な3つのステップ
外見を整えるとは、決して外見の美醜の問題ではありません。
誰でも、意識をすれば外見が整います。まずは基本的な3つのステップを押さえておきましょう。
ご自身でも常にチェックできるようにしておいてください。
STEP1:清潔感
まず、清潔感が何より大切です。清潔感を持つことは、相手に対して必要最低限のマナーです。
自分に対するちょっとした気遣いが、清潔感に現れ、相手への気遣いにもつながります。
☑︎服にシワがないか
☑︎毛玉・ほつれがないか
☑︎穴が空いてないか
☑︎歯は黄ばんでないか、黒ずんでないか
☑︎臭い対策(体臭・口臭はしないか)
☑︎フケや寝癖がないか
STEP2:安定感
清潔感がクリアできたら、次は安定感です。
自分の雰囲気とファッションに、どこか違和感を感じませんか?チグハグな印象ではありませんか?
安定感のある外見とは、似合っているファッションに身を包んでいる外見のことです。
自分に似合う外見は、イメージコンサルタントのプロのアドバイスを受けることで解決できます。
外見的な要素だけでなく、話し方のトーン、姿勢、立ち振る舞い、顔の表情なども重要です。
例えば、嬉しさを表現したいのに、あまり抑揚のない声でつまらなそうだったり、顔がこわばっていたら、相手には嬉しさは伝わらず不快な思いをさせてしまいます。
そして、猫背の姿勢の人に、自信は感じされませんよね。
堂々とするには、背筋をピンと伸ばして姿勢を正しましょう。
また、無意識にできてしまう眉間やおでこのシワにも注意を払うといいですね。
STEP3:オリジナリティ
STEP1とSTEP2まで進んだら、最後はオリジナリティ=個性です。
画一的なファッションは、無難で安定感はあるものの、面白みに欠けてしまいます。しかも、あなたという個性を目立たなくしてしまいます。
あなたはどんな性格なのか、どんな価値観を持っているのか、ファッションや外見で自己開示をしましょう。自己開示は、コニュニケーションにおいて非常に重要です。
TPOに合いつつも好みのアクセサリーや小物などで個性を出してみるのがおすすめです。
男性であれば、ネクタイやベルトで。
女性であればピアス・ネックレスやバッグ、お財布、スカーフ、ブローチなどで、あなたらしさを表現してみましょう。