初めて目にした時は心が躍るような感覚を受けて、早くこのアイテムを手に入れたい!そんなワクワクするような心高ぶる気持ちでようやくゲットしたお気に入りの洋服たち。嬉しい気持ちが抑えられなくって、早速、鏡の前に立ってファッションショーをしたり、部屋に飾っては眺めていたり。クローゼットへの収納も、お気に入りのお洋服たちの一軍の場所に保管するようにもなった。「好きなものに囲まれる生活って、気分も上げてくれる♪」とお気に入りのお洋服を眺めては、心が満たされていた。
しかし、これだけ大切に保管していたはずだったのに、時が過ぎると、あの熱意はどこへやら。今ではクローゼットの中身がパンパンで、前に買ったお洋服が見当たらない!そして、いつも手元にある洋服で済ませてしまって、ワンパターンなコーディネートになってしまう。洋服はたくさんあるのに、ワクワクするような着たい服がない。そうして、タンスの肥やしの服がどんどん増えていく・・・。
あなたも、このようにクローゼットの中の洋服がタンスの肥やしだらけで、「服は多いけど着たい服がない」といったようなことはありませんか?ごちゃっとしたクローゼットを開けるたびに、「いつか片付けるから」と思いつつ、手をつけられなくて片付けられないまま先延ばしにしてる状況が続けば、ストレスになりますよね。
Contents
クローゼットを片付けることができない4つの原因
手持ちの服が多すぎる
クローゼットの中がタンスの肥やしだらけで片付けることができない原因の1つは、ものが多すぎることです。収納量には限りがあります。決められた収納量に対してアイテム量が多いと、片付かない原因になり、整理整頓することさえままならなくなってしまいます。このようなクローゼットでは、また新たに洋服を買い足ししても、クローゼットに無理やり詰め込むだけになってしまい、着たい時に見つけ出せない状態になってしまうのです。
外部リンク:8割はタンスの肥やし?衣類処分の仕分け術
しばらく使ってないものでも捨てられない
物を大事に扱うことはとても大事なことなのですが、長年使ってもいない物を長年溜め込んでしまうと、クローゼットを片付けることができなくなってしまいます。
「いつか着る時がくるから」
「痩せたら着る予定」
「高い物だったから、捨てられない」
などといった理由で捨てることができない人は多いのではないでしょうか?それらのものは、「今」活用できていない不要な物です。いつか出番を待っている洋服たちは、「今」役割を果たすことは決してありません。それらを保管しておく事は、場所もかさばるし、溢れたの物の中から目的物を探す為の時間も浪費してしまい、むしろ勿体無い事なのです。
収納方法を考えずに詰め込んでいるだけ
クローゼットの収納イメージを全体で把握せずに、とりあえずクローゼットを詰めこむ、という習慣は、クローゼットの手前だけしか使っていないことになり、奥にある服を使うことは無くなるでしょう。そうなると、「クローゼットはパンパンなのに、着たい服が見つからない。いつも同じような服装になってしまう。」といった事につながります。確かに、その都度収納するといったルーティーンを面倒だと感じてしまうこともあるかと思いますが、せっかく愛着を感じて手に入れた洋服です。粗末に扱う行為は慎みたいものです。
収納スペースを新しく作ってしまう
「洋服が増えたから、新たに収納スペースを作ろう」このように考えることもまた、クローゼットを片付けることができない原因となります。本来人間には隙間を埋めたくなる習性があります。新たに収納スペースを作ることで、人間の本能が働き、さらに洋服が増えていく。これでは、ものがさらに増えていき、片付くことができなくなってしまいます。
外部リンク:空間を埋める本能
もうタンスの肥やしは作らない!洗練されたクローゼットを作る6つの方法
クローゼットを片付けることができない原因がわかったら、次は洗練されたクローゼットに生まれ変えさせる実践です。以下の6つの方法を参考にして片付けて洗練されたクローゼットを作っていきましょう。
今持っているクローゼットの中のものを全て出す
片付けの基本は、物の全体の把握から始まります。まずは、クローゼットの中を全て出し切り、空っぽにしましょう。この時、次のステップで作業がしやすいように、洋服・バック・小物・季節ものなど、アイテム別に分けておくと効率的です。この作業が、全体を把握する大事な行動となり、いかに無駄なものが多いのかを実感できるでしょう。
着るもの、着ないもの、保留のもの、と3つに仕分ける
クローゼットの中から全て物を出し切ったら、次は3つに仕分けをしましょう。
①着るもの
②着ないもの
③保留のもの
の3つです。仕分けは5秒で判断し、テンポよく行ってください。それ以上時間をかけると、捨てない理由を探すことになり処分できなくなるからです。また、仕分けの基準としては、
以下の通りになります。
《着るもの》
・お気に入り
・定番アイテム
・身につけると気分が上がる
《着ないもの》
・サイズが合わなくなった
・しみ、ほつれ、汚れが目立ちすぎる
・好みではなくなった
・2年以上着ていない
《保留のもの》
・大切な思い出のもの
保留のものは、専用箱を使い、一時的に保管するといいでしょう。クローゼットを見直すタイミングに、保留のものも本当に必要かどうかを判断してください。
適材適所が大事。アイテムと収納場所を決める
《着るもの》と《保留のもの》が仕分けされたら、次はアイテム毎に適した場所に収納しましょう。仕事着か普段着か、よく着る服か、普段着ない服か、などライフスタイルによって、アイテムを大まかなカテゴリーに分けるのも効果的です。
よく着る服は手前に、時々着る服は奥に配置することで、出し入れのストレスが軽減されます。また、お気に入りの服は一番取り出しやすいところに保管し、シーズンアイテムなど普段は着ないものであれば収納ケースにまとめて、届きにくい場所においても問題ありません。洋服も、適材適所が大事なのです。
外部リンク:収納スタイリストのルール。必要なものを適材適所に
たたみ方はなるべく同じ大きさにする
引き出しの中に入れる洋服は、同じ大きさにして四角形にしてたたむと綺麗に収納できます。そして、下から上に重ねて収納するよりも、立てて収納するする方が、収納されている場所が一目瞭然なのでおすすめです。どこに何があるのかが分かること、使いたいものがすぐに取り出せることが、クローゼットを片付ける上では大事なことです。
収納量は、全体の7割〜8割に抑える
収納スペースに余りがあると、ついつい埋めてしまいたくなるのが人間の性。しかし、綺麗なクローゼットを保つためには、余白部分が効果を発揮します。クローゼットに納める収納は、全体の7~8割を意識してください。ぎゅうぎゅうに詰め込んで収納してしまうと、ゆとりがなくなり、取り出しにくくなったり、すぐにまた片付かなくなってしまいます。2~3割のゆとりを持つと、スッキリとした美しいクローゼットが維持できます。
無駄がないか、定期的に点検する
クローゼットを片付ける1~5の方法を進めたら、今度はクローゼットの整理を定期的に行いましょう。1ヶ月に1度が理想的です。無駄なものはないか、汚れやしみがある洋服はないか、サイズはしっかり合っているものか、定期的に点検し、不要なものは処分してください。
クローゼットが片付かなくて「なんか似てるような服ばっかり持ってるなぁ。」と感じてしまったりしてお困りの方は、是非これらの方法でクローゼットの片付けをしてみてください。きっと気持ちもスッキリするはずです
また、すっきりと片付いたクローゼットに新しい風を吹き込んでみましょう。
新たな自分のスタイルを発見する為に、プロのスタイリストと一緒にお買い物をすれば、より洗練されたクローゼットに大変身します。
今度は生まれ変わったクローゼットにするかしないかは、あなた次第です。
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